■チタン結婚指輪はジュエリー?それともアクセサリー?

まず最初に、ジュエリーとアクセサリーの違いとは何でしょうか?その定義はとても明確です。その答えは、貴金属や宝石で作られるのがジュエリーであり、そうでないものがアクセサリーだと言うことです。しかし実際には、このような形式的な分類は、徐々に意味をなさなくなりつつあります。

その最たる例が銀です。シルバーアクセサリーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?そもそも銀は貴金属であり、古代では金よりも価値が高かった時代もある金属です。貴金属で作られた指輪がジュエリーであるならば、銀で作った指輪もジュエリーと呼ぶべきです。

しかし銀の場合、アンティーク以外でジュエリーと呼ばれることはほとんどありません。むしろ銀は今日では、比較的廉価な素材であり、しかも柔らかくて加工がしやすいため、アクセサリーの代表的な素材になっています。


ロイヤルマリッジリング(女性用RME703FTR、男性用RMA100FTR)


例えば今日、ジュエリーショップで、銀の指輪に高級な宝石がセットされたジュエリーを見ることがあるでしょうか?おそらくないと思います。なぜなら銀の指輪に高級な宝石をセッティングしても釣り合いが取れないからです。その代わり銀の指輪に半貴石などをセッティングしたアクセサリーならよく見かけますよね。

このような指輪もジュエリーなのかアクセサリーなのか微妙な境界線の上にあると言えます。つまりこのような新しい定義に従えば、ジュエリーとアクセサリーの違いは、ジュエリーと言う名前に値するだけの価値があるかどうか、換言すれば、高級品か廉価品かの違いしかないのではないか、とも考えられます。


ロイヤルマリッジリング(女性用RME700FTR、男性用RMA100FTR)


ではチタンの場合はどうなのでしょうか?チタンは貴金属ではありません。したがって伝統的な分類に従えば、チタンを使った指輪をジュエリーと呼ぶことはできません。ではチタンを使った指輪はアクセサリーなのでしょうか?

このことを考えるためには、またもう一つ別の要素を理解しておく必要があります。まず第一に、チタンでジュエリーが作られるようになったのはごく最近のことだということです。またチタンは加工が難しく、指輪などに加工するためにはそれなりのコストが掛かってしまうと言う点です。加工には高い技術力を要し、加工するためには専用の設備が必要で、手軽に加工できるような素材ではないからです。

私はチタンであっても、ジュエリーに相応しい品質と価値を持ち、ジュエリーに相応しい宝石をセッティングした指輪なら、それはジュエリーと呼ぶべきだろうと考えます。またダイヤモンドやピンクサファイアなどの宝石をセッティングしたチタンリングであれば、伝統的な分類に従っても、ジュエリーと呼ぶことができます。

ロイヤルマリッジリングは、厳選された天然ダイヤモンドのみを使用し、最高級のジュエリーを目指してデザインされた”チタンジュエリー”です。大切な結婚生活のスタートに相応しい価値を目指して制作いたしております。一生に一度の、たった一人の大切な相手への贈り物だからこそ、チタンジュエリーを選ぶ価値があります。


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