■金属アレルギーとは?

金属アレルギーとは、金属が原因となって生じるアレルギー症状全般のことを指し、汗などで金属から溶け出した金属イオンが、皮膚のタンパク質と結合し、新たなタンパク質に変質することでアレルゲンとなり引き起こされます。具体的な症状としては、アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)があります。

男性よりも女性に多く見られ、ピアスなど肌に金属に触れる機会が多いことが原因だと考えられています。金属アレルギーの方は年々増加していると言われており、誰でも突然に発症する危険性があります。金属アレルギーの原因となっている金属に触れることを避けることで、症状を回避することができます。


●金属アレルギーになりにくい金属

(1)チタン
チタンは、金属アレルギーになりにくい代表的な金属として知られています。チタンは空気中では表面が強力な不動態酸化皮膜で覆われるため、貴金属と同等の高い耐食性を持ち、汗などの影響を受けてイオン化することがないためです。チタンは、金やプラチナといった貴金属より廉価であり、硬さ・軽さ・美しさなど、結婚指輪の素材としてとても優れた特性を持っています。

(2)金・プラチナ
金もプラチナもイオン化しにくい金属であり、したがって基本的には金属アレルギーになりにくい金属と言えます。しかし実際には、金属アレルギーの方の中には、金やプラチナの指輪を着けられないという方が結構いらっしゃるのも事実です。どうしてなのでしょうか?

例えば指輪などに多い「18K」という表示。これは指輪で用いられている金属のうち金の含有率が75%であるという意味です。同様に「プラチナ900」では、プラチナの含有率は90%。金もプラチナも柔らかい金属のため、そのままでは指輪などのジュエリー製品には適しておらず、主に強度を上げるために他の金属を混ぜて使用しているためです。これを割り金と言いますが、この割り金がアレルギーの原因になっていることが多くあります。

(3)ジルコニウム、タンタル
チタンと並び、ジルコニウム・タンタルなどのレアメタルも、金属アレルギーになりにくいと言われています。ただし指輪の素材としてはマイナーで、当店ではお取り扱いしておりません。

●注意点
金属アレルギーの原因や症状は人によってさまざまです。これらの金属を使った指輪であれば、絶対に金属アレルギーにならないと言うことを保証するものではありません。